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「おはよー」
「おっは~」
クラスメートの声が飛び交う中、僕は三つ子の姿を探した………………………が、いない
幸「なぁ、三つ子いなくねーか?」
『これはおもちの所為だね。昨日あんな事言うから』
うん。おもちの所為に決まってる
「席に着け~」
担任の怠そうな声でみんなゆっくりと席に着く
「麻生三兄弟は?」
なんだその略し方
僕のトリプラーの方がマシじゃない?
幸「休みじゃねぇの?昨日咲季にフられてショック受けてたみてぇだし」
「む………そうか」
いやいや。なに納得してんのさ
それくらいでトリプラーが休むわけ………………あるかも
トリプラーならやりかねない
「「「遅れた」」」
トリプラー参上
「麻生!お前らなにしてたんだ!」
「「「うぜぇハゲ」」」
先生泣いちゃったね
よっ!先生泣かせ!
……………ごめんなさい
三人が僕と幸也を見て近付いてくる
なんか怖いんですが
「「「咲季!!」」」
『は、はい!』
めっちゃビビった僕
だって三つ子だもん!
一種の軍隊並にそろってるもん!
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