‡ひぇんちゃん‡

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ひぇんちゃんはある日、青い石が埋め込まれた金の指輪を拾いました。 ひぇんちゃんはそれを気に入り、自分の巣に持ち帰りました。 指輪を毎日磨き綺麗にしました。 また ある日の事です。 一人の少女がひぇんちゃんの巣の近くに訪れました。 焦り、何かを探しているようでした。 ひぇんちゃんは少女に近付きこういいました 「何をお探しですか?」 と、少女はひぇんちゃんをみると半分泣き顔でこういいました。 「お母さんの形見の指輪を探してるの、カエルさん知らない?」 ひぇんちゃんはそこで気付きました。 自分が拾った指輪がその指輪だという事を… ひぇんちゃんは少女に「ここでお待ちください」というと、急いで自分の巣に戻りました。   数分後   指輪を大事に抱え、ひぇんちゃんは戻って きました。 指輪を少女に見せると、泣いていた顔は一気に笑顔に戻りました。 「ありがとうカエルさん」 「いぇいぇ」 「また 明日くるね」 少女はそういうと去っていきました。 ひぇんちゃんは次の日が楽しみになりました
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