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‡ひぇんちゃん‡
次の日
少女は約束通りに来ました。
ひぇんちゃんは笑顔で来た少女の前にでると自分の名を名乗ったのです。
「僕の名はひぇんちゃんです。あなたは?」
「私はアリシアっていうの、昨日はありがとう、ひぇんちゃん。御礼にこれをあげる」
アリシアはひぇんちゃんに光る綺麗な石を渡しました。
ひぇんちゃんは指輪にも劣らないその綺麗な石を一目みて気に入りその石を受け取るとひぇんちゃんは歌うように御礼をいいました。
「いいの、昨日のお返しだから」
少女はそういうとニッコリ笑いました。
「私ね、あまり長い時間外にいる事が出来ないの、ごめんなさいひぇんちゃん」
なにか理由があるのか、ひぇんちゃんを見つめる瞳は揺れていました。
でも、ひぇんちゃんは笑うと「来れるときに来て下さい」と優しくいいました。
「ありがとうひぇんちゃん」
また 笑顔になるアリシアをひぇんちゃんを見つめました。
「私 もぅいかなくちゃ」
そういい アリシアは走り去っていきました。
ひぇんちゃんはアリシアからもらった石を巣に持ち帰りそれを大事にしまいました。
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