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「まあまあ!なんて美しいドールちゃんなの!」
「あの黒い髪に黒い目…たしか東洋人ではなくて?」
「美しい…是非コレクションに加えよう」
ひときは目立つ人間ドール
ボロボロな服なのに
それをも着こなす美形なドール
でも違和感…
あなたに感情はないの?
虚ろな目で斜め上を呆然と見続けるドールに違和感を覚えた
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「ナナ…今年でお前は16歳だ。プレゼントにドールはどうだろうか。」
私はドールなんて欲しく無かった。
だけどお父様の意見だもの、逆らう権利はないわ
「嬉しいですわ。お父様…」
これが私達の運命だったわね
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