人間ドールの出会い

2/9

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
「まあまあ!なんて美しいドールちゃんなの!」 「あの黒い髪に黒い目…たしか東洋人ではなくて?」 「美しい…是非コレクションに加えよう」 ひときは目立つ人間ドール ボロボロな服なのに それをも着こなす美形なドール でも違和感… あなたに感情はないの? 虚ろな目で斜め上を呆然と見続けるドールに違和感を覚えた ━━━━━━━━ 「ナナ…今年でお前は16歳だ。プレゼントにドールはどうだろうか。」 私はドールなんて欲しく無かった。 だけどお父様の意見だもの、逆らう権利はないわ 「嬉しいですわ。お父様…」 これが私達の運命だったわね ⇒
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加