02・浮気相手
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貴と私は不思議な関係だったと思う。 貴のアパートに行ってもただ一緒にいるだけで、はっきり 『お前は彼女じゃない』 って言われても、私はずっと貴の側に居たかった。 貴には色んな場所に連れていってもらった… 彼女じゃないのに、そこまでしてくれる貴には感謝した。 貴は私が初めて本当に好きになった人。 辛くて哀しい恋だったけど、今ならありがとうが言えそうだよ。
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