冒頭演説
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今日も揺れる。 それはいつものこと。隣りの老人は顔をしかめた。 ここは幸町の踏切。今日もバスは左右に大きく傾いた。 カン、カン、カン、カン… バスが通ると同時に音が鳴り始め、遠くで遮断機はクロスして交通を閉ざした。 あの中で、戦ってるのだろうか? 仙台から山形へ、戦いは始まったばかりなのだ。途中下車するのかい? どうか、少しでも時間が早く過ぎますように…。
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