300人が本棚に入れています
本棚に追加
「さて、お前は誰だ。返答によっては……斬る!」
そう言って殺気をこちらにぶつけてくる。
「信用していただけないでしょうが僕は百年以上後の時代から来たものです」
信用して貰えないのは百も承知だがそうとしか言い様がなかった。
「何を世迷い言を」
やはりと言うべきか一人の男がからかわれたと思ったのか殺気立つ。
「金本!」
「す、すいません」
「それを信じろと?」
だが土方と呼ばれた人がそれを制し話を続けた。
「はい、信じていただけないでしょうが」
「……」
彼は少し何かを思案しいきなり切りかかってきた。
僕はそれを刀を抜かずに受けた。
「ならばなぜ刀を持っている!」
「僕は道場の者なのです」
「……嘘を言っている目ではないな、反応も悪くない」土方はそこで刀をひく
それから僕は屯所につれていかれた。
最初のコメントを投稿しよう!