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騙されちゃいけない・・・。
強く心に思った・・・。
「どうかされましたか?」
しょうたは、アタシの顔を覗き込む。
「ううん・・・。・・・そうね!新人同士仲良くね!!」
アタシは笑顔で答えた。
「ちゃっぴぃさん、どんな人がタイプですか?」
しょうたは、アタシの膝から手を離し、今度は足を密着させてくる・・・。
「あ・・・あの・・・。近くない?」
足をゆっくり動かしながら、椅子の向きを変えようとした。
「だって、せっかく来てくれたのに・・・。僕を呼んでくれたのに・・・。この後何もなくても・・・幸せな気持ちで帰って頂きたいんです」
さっきと変わらずまっすぐな目で訴えてきた・・・。
「迷惑ですか?」
寂しそうな声・・・。
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