出会い

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エレベーターの扉が開いた・・・。 四階のフロアは、窓から差し込む光のみで薄暗い・・・。 迷うアタシの背中をおしたのは、静かに閉まりかけた扉だった・・・。 『カン』 音のなかった空間に足音が響き渡る。 (怖い・・・) 次の一歩が、なかなか踏み出せない。 (どうしよう・・・) アタシの背中から、エレベーターの動き出す音が・・・。 (・・・行こう) 前に進まなきゃ、何も始まらない。
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