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電車に揺られること数時間…
目的地である学校へ到着。
「…ここかいな」
眞宥はぼーっと校舎を見上げた。
門には母のメモに書いてある通り【私立青羽学園】と札がある。
そうして目的の学校に着いた眞宥が何故入るのを躊躇っているのかと言うと……
問題はその学校の校舎にあった。
壁にはスプレー等の落書き。
自転車置き場にはバイクの山。
足下には煙草の吸いがら。
極めつけは、ラスはほとんど割れていることだ。
警察に通報されないのが不思議な程の盛大な荒れようだった。
そして眞宥は思った。
「……不良校ですか?」
はい。
そうです☆
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