31人が本棚に入れています
本棚に追加
何度目の感覚だろう。初めは上手くやっていけるか不安だった。
毎朝きちんと起きられるか。授業にはついていけるか。先生は怖くないか。
なんて事を思ってた。
でもそんな事よりもっと大切で、だけど考えると怖いことがあった。
『友達…出きるかな』
そんな事?って思うでしょ。でもね、私にとっては重要だったの。だって周りに誰もいなくて、いつも一人ぼっちでいるのは寂しいんだよ。
辛いときも、悲しいときも、困った時も。
私の周りには誰もいない。
みんな口をそろえてこう言うの。
『あいつには近づくな』って。
今じゃ昔が懐かしい。一人でいることを怖いと思ってた自分が可愛い。
だって今はそんなこと思わなくなったんだから。
寂しいとか、怖いとか…そう思うのは周りにいたものが無くなるから。だったら最初からそんなもの
イラナイ
そう。いらないんだよ、私には。
最初のコメントを投稿しよう!