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『で？どーしたの？』
「何で由衣ちゃんと別れたの？」
直に来ますねー…栞里さん…。
『メールで【そう】て言ってたじゃん。』
「こーゆーのは直接聞きたいと思ったの。」
『ふーん。』
「言って。」
栞里はじっとオレを見る。
…うわ…。
すっげー綺麗な顔してる。
マジで美人なんじゃねーの？
栞里ってこんなんだったっけ？
…。
なんか急に暑くなってきた。
「…マサ？」
『はっはいっ！』
慌てて目を逸らす。
意味不明な返事をしてしまった。
やべぇ。
暑い…。
「教えて。」
栞里が強く言う。
何で栞里にそんなの言わなきゃなんねーんだよ…。
けど…。
なんか。
栞里には言っても良い気がする。
…うん。
素直に聞いてくれそう…。
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