最後の姿

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「おはよう!!」 まずは僕が戦おうとしていないまだ平和で幸せな一時の話しをしようか。 朝は学校だからと家を出て元気に僕は走っていた、友達が目の前にいたから。 「おはよう栄史、いつも元気だな。」 そう綺麗に笑って返してくれるのは友達の高月一哉、高月財閥の次期党首なんだ。 優しくて友達想いで黒髪も笑顔も綺麗で、僕の友達だってのが嘘みたいなぐらいな存在。 僕の親友とも呼べるかなっ 「一哉はいつも綺麗だねっ」 「ありがと、流石に馴れたよその言葉。男に言う台詞じゃないだろ?」 クスクスと笑う、うん!やっぱり綺麗だっ 「え~い~しっ!」 「わぁっ!!」 後ろから声と共に難いの良い身体が降って来た。 そう…僕の彼氏の三ツ谷新、身長も顔もレベルは中の上ぐらい? いい方かな、バスケやってる時カッコイイし… みんなには内緒なんだけどね、ほら世間ってひいき目がキツいから… 「何だよビックリするじゃんっ!」 「ビックリさせる為にやったんだから当たり前だろぉ~」 楽しそうに笑う新。 可愛いって密かに思ってるのは秘密。 「おはよう三ツ谷、君の学校俺達より遠いのにいいの?俺の栄史に引っ付いてて。」 一哉は僕を新から引き剥がし抱き締める、いつもこうなんだよねぇ…。 一哉に大事にされてるのは嬉しいんだけど…  
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