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思いがけないメールで
目覚める誕生日の朝
あなたからの
おめでとうのコトバ
さよならしないで別れた
過去からの四年の月日は
壊れた砂時計のように
時を刻み
歪んだまま駆け巡っていた
あなたに返すコトバも
自分にかけるコトバも
見つからないまま
臆病なじぶんは
ケータイを閉じる
後悔をしてしまうことなんか
気付かないまま…
臆病な自分は
思い出にふたをする
なぜ痛む心ばかりを気にして
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