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王子の気持ちも分かるのだ。
する気もない結婚相手を選ぶ舞踏会など、誰が楽しめるというのか。
しかし、傀儡の王様の影に回って実権を握る王妃=実の母親の命令は絶対で。
コレはもぉ、誰にも何も、出来ないのである。
唯一幸いなことは、王妃が、政治家として本当に有能であり、故意に国の不利益になるようなことをする可能性がないという点か。
しかし、それゆえ、少々まわりの感情というものに無頓着すぎるきらいもあるのは確かだが。
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