日常・修業

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リビングのソファーの上で目が覚めたらすでに時刻は8時半を回っていた。   「…あれ?」   どうして俺はいつの間にかソファーで寝てるんだ。 後、顎に残るこの鈍い痛みは一体なんだ。 寝惚けた頭でそんなことを考えていたら腹の虫が鳴った。   「……ま、いっか。しばらくすれば思い出すだろ」   何気なしにそう言って、鈍く痛む顎をさすりながらソファーから立ち上がってキッチンへと足を運ぶ。   「ん?」   冷蔵庫の扉にメモ用紙が一枚、マグネットで貼り付けられてるのを見つけた。 ええと、書いてある内容は……。
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