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レフリーが制御室の中に入るともう、すでに老人はイスに座っていた。
「お前は、奴らの仲間か?」
レフリーは、笑みを浮かべながら言った。
「奴らとは?」
「いや・・・別に何でもない。
それよりわしの名はドランだ」
レフリーは、ドランが何かに怯えていることを察し、思い切って聞いてみることにした。
ドランは、チラチラと窓を見ている。
「何かいるのか?
この惑星に...」
「まだ、・・・会っていないのか?
奴らに・・・奴らに・・・」
「奴らとは?」
「エイリアンだ」
言い終わるとドランは、立ち上がり窓を眺めている。
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