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「何かが・・・・・来る」
サイはそう言うと手に持っている小型のサブマシンガンを草むらに向けて構えた。
「プリン‼ロークから離れるな」
レフリーはプリンに怒鳴るように言うと音がする方へゆっくりと歩きだした。
「待て‼俺も行く」
ウィルは、そう言ってレフリーの後を追いかけて行った。
「プリン‼ロークの状態は?」
マックスは、プリンに優しく語りかけたがプリンは泣いていて困り果てた。
すると、足音がやんだ。
「どっかに行ったのか?」
アルスが言い終わるとマックスは小さく、全員に伝わるように言った。
「この近くにいる」
木の上にいるプレデターは、フェイスマスクのビジョンをエイリアンビューモードへと切り替えた。
そして、下を見るとアルス達が見える。
プレデターは、右腕に装着しているリストブレイドを伸ばした。
プリンは、立ち上がり木の上を見つめた。
「何?アレ?」
「アレって?」
アルスが木の上を見た瞬間、プリンの後ろから尻尾が長くて黒い生物、エイリアンが飛び出してきた。
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