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「救難信号?」
「ああ、さっき調べたら出ていたんだよ。
それも二つも...
一つは、すぐこの近くに...
もう一つは、ジャングルの奥地に...」
そうマックスは言い終わると水を飲んだ。
カインズは、少し機嫌を悪そうにしてる。
なぜなら、話の流れが修理から救難信号に変わっていたからだ。
「そういえば数月前、この惑星の近くを通った宇宙船が行方不明になる事件があったの」
ロークがしゃべり終わるとリーゼという女性が話し始めた。
「だから、探しに行きましょうよ。
その宇宙船を...」
するとカインズは、いきなり叫んだ。
「待てよ、危険だぜ!
どんな生物がいるか分からないんだぞ」
「イヤだったら、残ればいいさ」
ウィルがそう言うとレフリーは、少し笑った。
「君たちは何にもわかっていない
船の修理は、どうするんだ!」
カインズは怒鳴るとロークという名の女性が言い返した。
「あなた、一人にしかできない事じゃない
あなたしか、エンジニアかいないんだから」
カインズはその言葉にため息をついた。
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