出発

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二時間後アルス達は、荷物をまとめた。 そのほとんどが、水だが.... 結局カインズとリフリー以外、探検に出かけることにした。 カインズは、もちろん反対していたのもあるし、第一、10人の中でただ一人のエンジニアだ。 船を修理しなければならない。 リフリーは、日焼けするのが嫌らしい。 そして、入り口の前に集まった探検メンバーは、ドアを開けて広いジャングルに足を踏み入れた。 「本当に直せるの?」 ロークは、船を見上げて呟いた。 船は、本当にボロボロの状態で今もロボットが修理している。 「これは、大変だな。 カインズ君も....」 レフリーは、笑いながら言った。 見送りに来ていたカインズは、思わず壁を蹴った。 「なんだよ。あいつ」 「ごめんなさい。カインズさん 兄さんがあんな事を言って....」 「いっいいんだよ リフリーが謝らなくても」 カインズは、そう言いながら船の中に戻っていった。 そして、レフリーを先頭に探検メンバーは歩き始めた。
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