~大倉忠義~

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愛「忠義ホントなん??ドラム合格したって…」 忠「おん」 愛「ホンマにホンマ??」 忠「せやからホンマやって」 忠義の言葉を聞き急に涙が溢れて来た…。 ーヒック、ヒック 愛「た…だ…ヒック。よし…ヒック、ヒック。よか…たなぁ~」 章「愛ちゃん。泣かんでや~」 愛「せや…て。ヒック、ヒック…あんな…練習…ヒック…い…ぱいして…」 私は忠義が本気でドラムに取り組むって聞いてから毎日、毎日殆ど寝んと練習してたん知ってた。忠義の部屋は外が明るくなるまで電気がついとった。 そんな忠義を私は自分の部屋からカーテンで何も見えん部屋をずっと眺めてた。 ーポンポン 忠「わかったから、もう泣かんくてええ…」 忠義は私の頭を優しく叩いてくれた。
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