104人が本棚に入れています
本棚に追加
愛「忠義ホントなん??ドラム合格したって…」
忠「おん」
愛「ホンマにホンマ??」
忠「せやからホンマやって」
忠義の言葉を聞き急に涙が溢れて来た…。
ーヒック、ヒック
愛「た…だ…ヒック。よし…ヒック、ヒック。よか…たなぁ~」
章「愛ちゃん。泣かんでや~」
愛「せや…て。ヒック、ヒック…あんな…練習…ヒック…い…ぱいして…」
私は忠義が本気でドラムに取り組むって聞いてから毎日、毎日殆ど寝んと練習してたん知ってた。忠義の部屋は外が明るくなるまで電気がついとった。
そんな忠義を私は自分の部屋からカーテンで何も見えん部屋をずっと眺めてた。
ーポンポン
忠「わかったから、もう泣かんくてええ…」
忠義は私の頭を優しく叩いてくれた。
最初のコメントを投稿しよう!