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愛「う…ん」
章「愛ちゃんな、ずっとたっちょんのこと心配してたんやで?俺んとこに毎日『忠義どうや?腕とか大丈夫なんかな?』ってメールしてくるぐらいやし」
愛「ちょ…章ちゃん!!」
章「それぐらい愛ちゃんが心配してくれてるんやから、たっちょんもこれから頑張らなアカンね」
と章ちゃんはいつもの可愛いスマイルで言ってくれた。
忠「おん。ヤスありがとな」
章「ええねん。んじゃ俺は自分の教室に戻るな」
愛「章ちゃん。ありがとう」
章ちゃんは私と忠義に笑いかけながら教室を後にした。
忠義は私の席の隣で、ドカッと座り、いつも通りに寝に入ろうとしたとき
忠「心配してくれてありがとう…」
ボソッと呟いた。
忠義のその一言が嬉しくて自然に頬が緩んだ。
忠義のその何気ない気遣いや優しさが好きやなぁ~って改めて再確認した時間やった。
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