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章「なぁ…大倉」
忠「なんや?」
章「最後に愛ちゃんと連絡取ったんいつ?」
忠「…………。多分…2・3ヶ月前ぐらい…」
章「その前までは連絡取ってたん?」
忠「愛からメール来てたりしとったけど俺から返すこと殆どなかった」
なる程なぁ…。
愛ちゃん…。
電話もメールも連絡待つんの疲れたんやな。
いつ帰ってくるかわからん大倉を隣の家で待つんは辛くなったんやな。
章「大倉…。愛ちゃんの優しさ…支えがどれだけ必要やったかわかる?愛ちゃんのことやから大倉からメール来いひん状態でも文句の一つも言わんかったやろ?」
忠「…………」
章「愛ちゃんも俺と一緒の考えで自分の幸せより大倉の幸せを考えとる。大倉が仕事大事にしとるんは誰よりもわかっとる。せやけど…その愛ちゃんの優しさを大倉は当たり前に思い過ぎで愛ちゃんが側にいることが当たり前過ぎて愛ちゃんの気持ちわかっとらん」
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