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俺もどうしたら良いかわからず大倉と反対の窓から外を眺めてた。
章『あれ!?あの信号待ちしてるのって……』
章「小林くんドア開けてや!!」
忠「ヤス?」
小「どうしたの?」
章「ええから開けてや!!すぐに戻って来るから待っててや」
そう言い残し移動車から降りた。
さっき見つけた信号待ちの塊を目指して走る。
ーハァ、ハァ。
ーハァ、ハァ…。
『!!』
塊の中におる目的を見つけた。
章「愛ちゃん!!」
背中しか見えない姿に精一杯の声を出し呼ぶ。
見える愛ちゃんは俺の声が聞こえたのかキョロキョロしとった。
しかし信号が青になったのがわかると気にすることもなく歩き始めてしまった。
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