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愛「やけど…困んねん」
愛の強く拒否る姿に何だか悲しくなった。
章「愛ちゃんの気持ちもわかる。せやけど今、愛ちゃんも大倉も幸せやないんやん?俺、昔から知ってる2人やからほっとけないねん」
愛「章ちゃん……」
章「やから着いてきてくれへん?」
愛「……………」
章「愛ちゃん」
愛「わかった。章ちゃんがそこまで言うなら…」
章「ありがとう」
その後、愛ちゃんは黙って着いて来てくれた。
そのうち移動車の前に着くと俺は立ち止まりドアを叩いた。
ドアはすぐに開き運転席におる小林くんに声を掛けた。
章「小林くんごめんな。あと、ちょっと乗っけて欲しい子おんねん」
移動車に一歩乗って後ろにおる愛ちゃんに声を掛ける。
章「ほら乗って……」
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