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章「愛ちゃん、よう頑張ったな。辛かったな。愛ちゃんが泣くときは、いつも大倉のことでやね。普段は強いけど大倉のことになると泣き虫になる。でも愛ちゃんが変わってくれへんくて嬉しいわ(笑)」
愛「章…ちゃん」
ーギュッ!!
章ちゃんはうちを抱きしめる力を強くして口を開いた。
章「てことや大倉。こうなったんは全部、お前の責任や!!愛ちゃんは大倉の負担になりたぁないばっかりに、何も言えんで一人で抱え込んで……。大倉がそんなんなら俺が愛ちゃん貰うで」
愛「えっ!?」
章ちゃんの言葉にビックリして章ちゃんの胸に埋めていた顔を思わず上げてしまった。
そんなうちに気付いた章ちゃんと目が合い……。
章「俺なら愛ちゃんのこと悲しませたりせえへんで?」
ーガタン!!
ーカツカツ…。
ーグイッ!!
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