~忠義の気持ち~

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ヤスの言葉を聞いて気付いたら勝手に体が動いとった。 忠「ヤスには渡さへん!!」 ヤスの腕の中に居た愛を自分の腕の中におさめた。 章「はぁ…。やっと素直になったな」 忠「はっ?」 章「大倉やって、ずっと愛ちゃんのこと好きやったのに素直やないから…」 忠「な・何言うてん」 章「例えば高校のときは席替えしとっても毎回、愛ちゃんの隣やったやん?俺、毎回はおかしいやろうって思って同じクラスの奴に聞いてん。したら愛ちゃんの隣になった奴とくじ交換してたんやって(笑)」 ーニコッ 可愛く笑うヤスの後ろに黒いオーラが見えた。 『ブラックヤスや…。ブラックヤスの降臨や…』 笑っとるのに怖い…。 章「とりあえず、次の仕事まで時間あるんやし2人で話しいや」
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