第1記・復活

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「私は神子ロエン。主の命により、天界から馳せ参じました…」 どうやらこの少女は、自分を天使と名乗ったようだ。 まさか…そんなはずはない。今時の若い者は恥をしらんのか?恥を…。 皆、家臣達はあまりの出来事に、ただ呆然とその少女を眺めている。 その沈黙を破って、ダミヤンが叫んだ。 「ええい!!天界の輩が我が主、魔王様に刃向かうとは、身の程を知れぃ!!」
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