第1記・復活

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「…ダミヤン…ダミヤンはいるか?…」 「はい。こちらに」 王に呼ばれ、ニヤニヤしながら王の寝台に近づく魔導師。 「ううぅ…どうやら…余に残された命あとほんの一刻のようだ…。その前にお前に言っておきたいことがある…。」 坊ちゃん…本当に、本当に苦しそうだ…!! それなのにダミヤンは、さらに下品な表情を浮かべて返事をする。 「はい。なんなりと…」 「うぅ…余が…死んだ後…この国の全実権は…」 魔導師はもうニヤニヤを通り越して、いやらしい。
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