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遂に夢への第一歩を踏み出す時が来た。 秀吉は、天下統一への道を藤吉郎に話した。 この時代の歴史では、明智光秀が織田信長に無謀を起こし殺し明智光秀が天下を取ったと記述されていた。 だが、秀吉はそこに目をつけた。 織田信長の重臣となり明智光秀が無謀を起こした時、一番に駆けつけ明智光秀を殺せば、天下を取れると。 その事を藤吉郎にもう一度確認する様に伝えて藤吉郎をタイムマシンに乗せた。 夢の為とは、いえ血を分けた子との生涯の別れ。 溢れ出す涙を止められずにスイッチを押した。 その瞬間、目の前から藤吉郎の姿は消えた。 秀吉は、ただ藤吉郎の行く末を信じて祈った。
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