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「こっちです」町娘の声が聞こえる。
数人の男達が駆け寄ってくる。
「大丈夫か?」
藤吉郎は、「大丈夫です。」と起き上がった
男達が「何があった?」と聞くと
藤吉郎は、「具合が悪くなり倒れた所を見ず知らずの人が支えてくれたんです」
男達は「あれ?誰もいねえじゃねえか?」
藤吉郎は「娘の声に驚かれたのか何処かに行ってしまいました。わたくしはもう大丈夫なので」そう言うと
「そうか。お大事にな」と言い男達は去っていった。
とっさの事はといえうまくやり過ごしたと藤吉郎は、安堵のため息をついた
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