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私は定位置に座って、校庭を見ながらぼんやりしていた。
しばらくすると校庭にサッカー部が出てきた。
私は未だにぼんやりとその光景を眺めていた。
「ナツメ!ナツメ!!」
「……ん?」
いつの間にかミズサは制服だった。
「あれ?部活は??」
「あんたが寝てる間に終わったよ。こんな炎天下の下で眠って!日射病になったらどうするの!?」
「えへへ…、ゴメン。昨日中々寝つけなくてさ、その……ミズサのこと心配で」
「ナツメ…」
ミズサは、ナツメが親友で本当によかったと思った。
「そうだ…、あの手紙」
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