3966人が本棚に入れています
本棚に追加
急いで出て来たけどまだ時間があるんだよな……。
少年がそう思っているといきなり後ろからだれかに肩を叩かれた。
「なぁなぁ白鳳(しらとり)学園の新入生やろ」
振り向くと目は細く白い髪を後ろに縛った同い年ぐらいの少年がいた。
はっきり言ってカッコイイと言われる人種だろう。
「うん、そうだけど」
「僕も新入生なんやけど学校まで一緒に行こうや」
「ちょうどよかった時間もあるし、一人じゃ寂しいなって思ってたんだ」
「そういえば名前言ってへんかったね!僕の名前は九尾 大守(ここのお たまも)魔人族と中人(なかびと)のハーフやねんよろしくな」
「俺は空海 天(そがみ あまた)って言うんだよろしく」
大守
「天かぁ名前からして親のどっちかが天使とかなん?」
天
「いやたぶん違うってか作者のネーミングセンスを疑う!!」
大守
「作者?」
天
「ゴメンこっちの話しだから気にしないで!」
天は手をひらひらと振った。いきなりからの作者イジリは止めて欲しい所である。
大守
「……うん」
大守は何か言いたげだがそれ以上は言わなかった。
えらいぞ!
まぁその話しは置いて二人は学校に向かったのだった。
最初のコメントを投稿しよう!