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「えっ?えっ?……確かにそうですけど、どうして?」
女の子は相当驚いた、それもそうだろう天使の証である翼などその子には無かったのだ。
ちなみに天使や亜人種などそこら辺に普通に歩いているのがこの世界だ。
大守
「なんで分かったか言ってええんやね?あっと……その前に名前教えてぇなぁ?」
「あっ私は天使のルーシア=フェキングです。えっと……名前は親からもルゥって呼ばれていたんで、ルゥって呼んで貰ってかまいません。二人ともよろしくお願いしますね」
天
「俺は中人の空海 天って言うんだ。ルーシア……ルゥ分かった、よろしく!」
大守
「僕は九尾 大守な魔人と中人のハーフやねんよろしくな!」
ルゥ
「二人ともよろしくお願いします」
女の子基ルゥがぺこりとお辞儀したのと同時に大守が話し出した。
大守
「さてところでさっきの話しなんやけどな?その作ろうした薬の名前ってハトハトやろ?」
ルゥは顔を真っ赤にさせながら口元を手でおさえていた。
どうやら名探偵大守の推測はあながち間違ってはいなかったようだ。
大守
「もともとな?その薬は魔人用なんよ、天使が飲めば幼児化して翼が無くなる。そこはええな?
中人が飲めば体力精神力が癒される。まぁ早よ言ったらファイト一発みたいなやっちゃな!
そしてここからが一番大事……本題やで?
…………僕ら魔人が飲んでも何もならんねや」
天
「…………なんもならんて、本題もクソもねーじゃん!?しかも今の意味の無い間はなんなんだったんだよ!?」
しかしルゥは未だに顔を真っ赤にしながら口をおさえている。何かしら思い当たる節があったのだろう。
大守
「まぁ天は少し落ち着きぃなぁ、な?」
大守は咳ばらいをして話し始めた。
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