エピソードⅠ

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あたしの一人暮らしをきっかけに彼氏とはプチ遠距離になった。 今日彼氏と会うのも久しぶりで、あたしはすごくウキウキしていたの。 何が食べたいかメールで聞いて、めったにしない料理をして彼氏がくるのを待っていた。 インターフォンが鳴り、あたしは笑顔で彼を迎える。 「おかえり。」 「ただいまぁ。」 疲れている声で、すこし恥ずかしそうに返す彼氏。 あたしは同棲しているみたいな感じで、なんだか嬉しかった。
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