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「じゃあ俺行くから、なるべく急いで来いよ?お前いつも支度に時間かかるから遅ぇーんだもん」
「わかったよ。早く終わらせるよう努力はするから」
「って言っていくらも変わらないんだろ?(笑)」
「それいっちゃアカンやろ(笑)」
「ハハッ(笑顔)」
ドアノブに手をかけ、ドアを開けたアイツが去り際に呟く。
「…ホント気ぃつけてな」
「…うん」
バタン。
自分だけになった静かな部屋。
村中の賑わい声と小鳥達のさえずりだけが聞こえる。
「…う~ん…」
あたしは大きくのびをしてジェネサイド王国へ出かけるための支度を始めた。
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