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―中学生―
アタシは相変わらずリーダーの横にいた。
背も高くスタイルもいい…
そこらの雑誌モデルやってる子達よりカワイイ…
『ブスばっか』
アタシはアタシの見た目に自信がある。
相変わらずアタシは嘘を付いては周りの子達から羨ましがられてる。
見た目も手伝ってか誰もアタシの嘘を疑わない…
『年上の優しくてカッコイイ彼氏がいるの』
『初エッチは小６』
嘘。
やばい。
もう中学卒業だよ…
グループ内で１番冴えないナナですら処女じゃない！
『怖かったし痛かったけど幸せ～』
じゃね―よっ！！！
ブス！
多分過去最高にアタシの顔は引きつってたと思う。
どうしよう…
地元の男とはヤレないし…
まさかアタシが処女で彼氏も出来た事がないなんて誰が思う！！？
高校は地元から離れた私立だけど
そこで彼氏作っても噂で流れるかも…
援交でも何でもいいから早く捨てたい！
今思えばくだらない事だけど
当時のアタシには大問題だった。
その夜
アタシはお姉ちゃんの服を着て夜の街に出た…
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