正真正銘の彼女の悩み

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「そっか…」 って私が答えて 沈黙 『……ん……ケホッ』 え? 「ゴホゴホッ…ごめん。ちょっと風邪気味でさ…」 違う。違う。 「………っあ!そうなの!?大丈夫?!」 今の誰? 「うん。」 隣に誰かいるの? 「じゃあ、早く寝なきゃね!!」 確かに女の子の声だった 「うん。」 あなたの隣にいるのは誰? 「また明日ね!」 ねぇ あなたの隣に居られるのは私だけじゃないの? 「じゃ…また明日…」 私は 一体何が何だか解らなかった だけど きっと誰が隣にいる そう確信した 朝起きると 私の枕は初めて 少し湿っていたんだ          
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