第18章 眠り姫

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深夜2時頃。 荷物を袋に詰め、紐で入口を縛る。 魔界に来る時の袋より、一回り袋が大きくなっているのは 色々と魔界で買い出し等をしたからだろう 晶『よし。忘れ物は無いな・・・・』 背中に袋を担ぎ、魔王城に居る間お世話になった部屋を後にする 部屋の前、廊下に出ると 薄暗い廊下の中。何か大きな人影が見える ベリト『よぉ!こんな夜中に一人でお散歩かい?坊主』 晶『何だ・・・・ただの筋肉か』 小馬鹿にしたようにフゥとため息をつき 筋肉の隣を過ぎようとした時 筋肉こと。ベリトに肩を掴まれた ベリト『王が御呼びだ。来てくれ』 ・・・・はぁ。読まれてたか 渋々ベリトに着いていく晶
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