第18章 眠り姫

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右手を力無くぶらんと下げ、左手で右手を抑える そのかん。苦手だが治療系統の魔法を発動し、右手の感覚を麻痺させ。何とか痛みだけは消している 晶『押しても引いても力押しでも駄目・・・・なら!』 左手を高々と上げ、魔力を練り上げていく 右手の治療を途中で中断したため、痛みが復活してきたが 我慢し、魔法を発動させようとした瞬間 晶『魔法が発動しない!?いや。魔力が分散しているのか』 左手に貯めた魔力は、まるで加湿器から出る水分みたく分散していく とりあえず右手の治療を再開させるが、治療魔法すら分散していく為 いつもより時間が掛かりそうだ 晶『ふぅ・・・・お手上げだな』 その場に座り込む晶
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