第18章 眠り姫

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何も見えない・・・・真っ暗だ。本当に ここは母さんの夢の中なのか? 疑問に思いながら。母親の夢に入った二人は暗闇の中を歩いて進んでいった すると次第に目の前が光り輝き。二人は目をつむった 『逃げろーッ!!ラルとワルを連れて早く逃げるんだベティ!』 突然聞こえて来た声に、閉じていた瞼を開けると 二人は目を疑った ワル『お父・・・・さん?』 巨大な黒い何か。その何か分からない物に勇猛果敢に立ち向かう男性 この男性こそワルとラルの父親 「リガール・エルクト」 リガールの背後には、まだ幼い二人を抱きリガールを見つめている一人の女性・・・・ ラル『母さんだ・・・・母さんだ!』
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