プロローグ

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授業中は暇なもんだ 居眠りする奴、ノートに落書きする奴、喋る奴、そして先生の話しを真面目に聞きノートに写す奴がほとんどだろう 俺は違うぞ? 俺は窓の外を見てるんだ 晶は窓から見える青空をただボケーっと見つめていた そして時間はあっという間に過ぎてゆき 今は放課後である 信治『おーい晶!!帰ろうぜー』 信治が晶の肩に腕を回した 晶『帰るか・・・・』 晶は机から鞄を取り信治と歩き出した 学校の玄関で靴を取ろうとしたら バサバサバサ ありきたりだが下駄箱からラブレターらしき手紙が沢山出てきた が 出て来たのは俺の下駄箱からじゃない 琢也『いや~モテる男は辛いな~』 わざと大声で言っている奴は沢神 琢也(さわかみ たくや) 顔は結構カッコイイが性格に問題があり 学力優秀、スポーツ万能 さらに親が社長をやっているボンボンだ 琢也『おや~?そちらの下駄箱からは靴しか出てこないね~?』 琢也が晶と信治に絡んできた 晶『下駄箱なんだから靴さえ出てくれば充分だ』 晶はそう言うと靴を履き変え下校した その後に信治が「待てよ~」と晶の後について行く 琢也『ふん、強がりを』 琢也もその後、下校した
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