第1章 『チョコレート』
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莉音の家を出てヒマになったふたりは涼の家で遊ぶ事にした。 リビングでゲームをしながら、涼と太一はさっきの事を思い出して会話をしていた。 「太一~ばれんたいんってなんだろうな?」 「う~ん…わかんねえ」 そんなふたりの会話を聞いて涼の母親が話しに入って来た。 「二人共~バレンタインがどうかしたの?」
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