第1章 『チョコレート』

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「バレンタインは好きな人にチョコレートをあげる日の事だよ。 だから莉音ちゃんも好きな人にチョコレートをあげる為にいま頑張って作ってるんだよ★ わかった~?」 涼の母親はそう言ってキッチンのほうへと歩いて行ってしまった。 「すきなひと…?」 太一が小さな声で呟いた。 涼は何も言わないで何かを考えていた…  
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