彼女と彼氏

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「そろそろ帰る…。あんまり遅なったら親心配するし」 「うん…。気を付けてね…」 そう言ってアタシはアイツの部屋を後にした。 本当の事言うと帰りたくなくて気持ち的には泊まって行ってもいい、くらいだったんだけど何せ親がかなりうるさい。 多分女友達でもお泊まりを渋るだろう親だからまして男の部屋に泊まるなど言語道断。 そんなわけです名残を惜しみながらアタシは電車で2時間という遠いような近いような帰路についた。
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