夢見る/C
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真夜中。 寝静まった部屋には、 時を刻む秒針の音と 部屋主のクラクアのうめき声だけが聞こえる。 「う、はぁ…っぐ」 眉間にしわを寄せ、寝返り、うめき、また寝返りを繰り返し、 何度もそうする内に捲れた布団からクラクアの足が飛び出す。 「ぐくぅ…うぅっ」 ギュッと丸まる足先。 気づけば、額からは汗が伝っていた。
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