夢見る/C

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扉を開くと、そこにはミミが立っていた。 「あ!!はよ~」 「ミ、ミミ…?」 今日先に行っちゃってゴメンねぇ~、とミミは汚れたスカートの折れを直す。 「あれ?どうしちゃったの?」 「……ヒッ!!」 足から力が抜け落ちその場に崩れるクラクラにミミはいつものあの優しい笑顔を向ける。 が、逆にそれは今の… 学徒達の血を頭からかぶったミミの 恐ろしい姿に拍車を掛けるだけだった。
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