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美『屋上は、俊ちゃんとの思い出の場所だから…』
私がそう言うと、二人は微笑んで『そっか』と言った
すると、尚ちゃんが思い出したように言った
尚『そうだ、美樹ちゃんに渡す物があったんだ!』
そう言って制服のポケットの中から、何かを取り出した
そして、私に渡して尚ちゃんは笑った
尚『昨日俊のお母さんに渡されたんだ、最後に俊が持っていた物だって…
あの日、俊はこれを買いに行ってたんだよ』
え……?
私は手の中にある封筒を見た
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