1:憧れの日々

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次の日、高校で新入生テストがあった。朝、クラスの皆はというと、余裕の表情。瑠美は由紀の近くに座る森山慎二と横田雄二に話かけた。    「森山君、勉強したの?私、勉強できないからその頭交換しよ?(笑)」   というと、慎二は   「川崎さん…俺らは常に完璧がモットーだから!!」     という。瑠美は驚いた顔をすると、雄二がある紙を出した。瑠美は頭の中によぎった言葉を口にした。   「もしや…カンペ?」   というと、雄二が、   「そんなもんじゃねぇよ!これはカンニングペーパー12号!」   瑠美は面白くなり、さらにつっこんだ   「何故に12号!?」
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