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それは、ある一通の手紙からだった。
俺はいつものように、ポストの中の新聞を取ったら、もう一つ別の手紙が入っていた。
「何だろう?」
それは、近くに出来たデパートの手紙だった。
[おめでとうございます。あなたは選ばれし100人に選ばれました。
今度、その選ばれし100人の皆様だけのゲームをしたいと思っております。日時は明日の十時からです。よろしくお願いいたします。]
その手紙を最後まで読み終えた俺は、あることに気付いた。
「あれ?これ切手がないぞ?直接持ってきたのかな?でもいつ……?まいっか。」
俺は、次々と浮かんでくる疑問を、特に深く考えるわけでもなく、そのまま手紙をズボンのポケットに入れた。
これが悲劇の始まりとも知らずに。
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